「人生の中で、もっとも貴重なもの…」
最近、そんな話をTVニュースで耳にした。
人はそれぞれ価値観が違うのだから、
人の数だけ「貴重なもの」は存在すると思う。
ただ、お金が貴重!という人は多数いるような気がするけど…
貴重:極めて大切なこと(広辞苑)
話をTVのニュースに戻すと、キャスターは、
“人生の中でもっとも貴重なものは「時間」である”と言っていた。
“しかし人は、もっとも無駄に「時間」を消費する”とも…
どんな人にも時間は平等に流れる。
不変で当たり前だけど、有限なのだよね。時間は…
社会には、全ての場面において期限があり、
時間は期限によって有限なものになる。
限りがあるから貴重。
なるほど、映画じゃないけど権力者なんかは「永遠の命」を欲しがるなぁ~
寿命という期限に、人生という時間があるから…
なんか壮大な話になりかけちゃったけど、
果たして時間というものは、本当にもっとも貴重なものなのか…?
時間は要素であり、むしろ時間を使って得られる「成果」の方が
大切ではないかと、ボンクラ頭ながらに思う。
たとえば小生が携わっている少年サッカーの場合、
時をかけて得られる成果はたくさんある。
選手の笑顔と成長、父母とスタッフの協力=信頼関係、
少年サッカーを支える多くの関係者とのつながり…
挙げればきりがない。
どれもかけがえがなく大切なものだ。
超多忙な人は、たぶん“時間は貴重”って語るだろうなぁ~
そもそも時間がなければ、何もできないからって…
だけど時間は概念であり、心の働きで創りだすことができる。
何かをやってもやらなくても、
時間を使って得られた心の満足感や達成感…
これこそが貴重なものではないのかなぁ~
時は金なり!っていうけど、
まさしく、お金といっしょで時間も使わなきゃ意味がない…
小生の場合、
人生の貴重なもののひとつは「冷たいビール」である。
しかし小生は、もっとも無駄に「ビール」を消費する。
まぁ~無駄に消費したビールのおかげで、
いろんな方々とのネットワーク(人生のつながり)ができた。
これこそが小生のもっとも貴重なものだと思う。
時間もビールも、人生の要素だよね!
勝手に納得して、人生のためにまた今夜も飲もう!
再見