2009 年 2 月 28 日 のアーカイブ

土台

2009 年 2 月 28 日 土曜日

先日のアカデミー賞報道の中で感じたことです。

映画「おくりびと」に主演した本木雅弘さん。

つくづくすごい人だなぁ~て。

 

映画作成に当たって、原作者へ手紙を書いたそうです。

単なる律儀な行為ではなく、

人としてきちんとスジを通すための手紙だったと記憶しています。

丁寧な内容でしかも達筆な直筆。

当然、差出人いわゆる「おくりびと」の気持ちが、

受取る側にひしひしと伝わりますよね。

映画を自でいっているのだと感心しました。

 

アイドル出身ながらも、今じゃあらゆる方面から引っ張りだこの    本木さん。

彼の魅力は、演技のうまさもさることながら、

このように周囲への思いやりが、

この方の役者としての土台になっているからなのですね。

 

一芸に長けるには、一芸を支える土台が重要。

中でも人としての振る舞い(あいさつや思いやりの心)が

やっぱり大切なんだなぁ~

 

サッカーも全くいっしょなのだけど、若い選手は気付かない。

一芸(サッカーのテクニック)にのみ集中しがち。

当然、土台が狭く安定していないと、一芸は伸びないですよね。

言い換えれば、選手として人としての土台を、

大きくしっかりしたものにしていくことが、

少年サッカー上達の最重要課題なのです。

簡単じゃぁないけれど・・・

 

 泉野SCの場合、監督がたいしたことないから、

必然的に支えなくてはならない状態なので、

結果としてすばらしい土台(父母会、OBの方々)ができています。

これほど頼りになるものはない。

あとは、その土台の上で一芸(監督)に磨きがかかればいいのですが・・・

 

再見!