2009 年 5 月 のアーカイブ

思考

2009 年 5 月 25 日 月曜日

最近、おもしろいことを教えてもらいました。

“人間力”というものです。

なに?と想われるかもしれませんが、じつは“人間の出力”のこと。

もうちょっと解りやすくいえば、

物事に立ち向かう人のパワーやエネルギーだそうです。

これだけなら、ふ~ん…で終わりますが、

おもしろいのは、人間力を表す式があるのです。

 人間力健康×やる気×知的思考力

人が行動するときに発するパワーというのは、

健康な体とポジティブな気持ちにも増して、

「よく考えること」が大切だといっています。

 

万事に通ずる原則なんでしょうね。このことは…

特にサッカーには当てはまることだと思う。

少年サッカーの場合、40分の試合時間で、

ボールに触っている時間は、全部合わせても5分あるかどうか…

残りの約35分、90%以上はボールに接触しない競技。

ボールがないのだから、ドリブルだとかキックだとか、

サッカーのテクニックは不要。

逆に、注意力・予測・予想など、考えることは要求される。

言い換えれば、サッカーっていうのは、

大半の時間を頭脳で競うスポーツであるということ。

オシムさんも言ってたよね。

考えて走れって!

 

一方、自分は果たしてどうか?

答えは即決でNOです!

いのしし並みの本能のみで生きている当方には、

もっとも足りない部分なんだよなぁ~思慮深さが…

「人間は、考える葦である」とはパスカルの言葉。

雨・風に容易に揺れながらも決して折れない葦のように、

柔軟で強く生きつつ考えることで意志を持つ!

まぁ~そんなかっちょいいのを目指したいですね。

ただ、ビール一杯でも飲んだら、

すべての思考回路はショートしちゃうのですが…

 

再見!

原因

2009 年 5 月 13 日 水曜日

今年の初休暇をGWに取り、

1週間会社にいなかったら、

机の上がゴミ箱のようになっていた。

置けばいいってもんじゃないだろうに・・・

PCを開けば、未読メールの山!

その後始末で、すったもんだしているうちに、

もう水曜日!はえぇ~~~光陰矢のごとし!

さて、先週の土日は残念でした。

負けはしないが、ここ一番での1点が遠かった。

悔しかったけど、この結果はいろんな意味で、

とても勉強になりましたよ。

「偶然良い結果は出ることがあるが、

悪い結果に偶然はない。考えれば必ず原因が見つかる」

広島カープにいた衣笠選手の言葉。

ボンクラ頭ながらも、今回の結果に対し、

様々な視点で冷静に考えて見ました。

やっぱり、ちゃんとありましたよ。原因が…

明快に認識できたのが、すごくプラスになりましたね。

選手に原因はない。

「勝ったら選手のおかげ、負けたら監督のせい」ですからね。

あの時・・していタラ、・・していレバは後悔であって、

反省ではないのよね。結果をいくら気にしても仕方ない。

要には結果の元になった要因を分析、対策を打つことが肝要!

「過ちて 改めざる これを過ちという」

孔子の言葉。

よし!2度同じ過ちはしない…

今週末のミーティングでみんなに言おう!

原因と今後の対応と決意を!

そして、次の大会へスコープセットだ!

などと格好つけても、飲んでの過ちは繰り返すんだよなぁ~

次の日、原因と今後の対応考え、

もう飲まない!って決意するのだけど、

時間の経過と共に消えていく。

こちらの方は、反省ではなく後悔ばかり・・・

再見!

伝達

2009 年 5 月 8 日 金曜日

メラビアンの法則ってご存知でしょうか?

年代もののギャグしか頭にない当方が知る由もないわけで、

あるセミナーを受講した際に初めて耳にしました。

簡単に紹介すると、

コミュニケーションを通じて、人が他人に与える影響の度合いは、

・話の内容(言語情報)~7%

・口調やテンポ(聴覚情報)~38%

・表情、姿勢、態度(視覚情報)~55%

という比率になるとのこと。

つまり、話す人の態度や目つきが、

コミュニケーションの成否を左右するわけなのです。

(中身は無く、勢いで語る政治家なんかが当てはまるのだろうね)

 

では、自分はどうだろう?

サッカーの練習のとき、試合のとき、

こちらの想いや考えを、

正確に選手のみんなへ伝えきれているのだろうか?

スタッフと選手という関係上、

コミュニケーションは一方通行になりやすい。

長々と偉そうに論じたり、腹立たしさを表に出したり、

いくらでも反省すべきところはすぐ思い当たってしまうなぁ・・・

そういえば、プロ野球のコーチから高校の教師になった

というNHKのドラマがあった。

主人公が言っていたコーチの心構えとは、

「大きな耳、小さな口、優しい目」。

口は必要最小限、選手の身になって、

優しい気持ちで見守る事が大事ということか・・・

メラビアンの法則と同じだなぁ~

 

コミュニケーションとは、情報と感情のやり取り。

メール全盛の今の世では、情報のやり取りに限って考えれば、

便利な時代ですよね。

ただ、感情はそうはいかない。

(笑)や(怒)等のかっこ文字では伝えきれない。

おまけに、人間っていうのはおおよそ、その感情で動く。

だからこそ、面と向かって、自分の想いをきちんと

伝えることが重要なんだよね。

偉ぶるわけでもなく、真面目ぶるわけでもなく、

ごく自然なスタイルで、言葉少なく、目で語る!

寡黙な雄弁家かぁ・・・

わかった!ニコニコ顔と目で、

明日の大会、泉野のがんばりを応援しよう!

しゃべらず、手ではなく、目をパチパチしていたら、

コンタクト合わないかって思われて終わりか・・・

やっぱ、やめとこかぁ~

 

再見!