2009 年 2 月 のアーカイブ

土台

2009 年 2 月 28 日 土曜日

先日のアカデミー賞報道の中で感じたことです。

映画「おくりびと」に主演した本木雅弘さん。

つくづくすごい人だなぁ~て。

 

映画作成に当たって、原作者へ手紙を書いたそうです。

単なる律儀な行為ではなく、

人としてきちんとスジを通すための手紙だったと記憶しています。

丁寧な内容でしかも達筆な直筆。

当然、差出人いわゆる「おくりびと」の気持ちが、

受取る側にひしひしと伝わりますよね。

映画を自でいっているのだと感心しました。

 

アイドル出身ながらも、今じゃあらゆる方面から引っ張りだこの    本木さん。

彼の魅力は、演技のうまさもさることながら、

このように周囲への思いやりが、

この方の役者としての土台になっているからなのですね。

 

一芸に長けるには、一芸を支える土台が重要。

中でも人としての振る舞い(あいさつや思いやりの心)が

やっぱり大切なんだなぁ~

 

サッカーも全くいっしょなのだけど、若い選手は気付かない。

一芸(サッカーのテクニック)にのみ集中しがち。

当然、土台が狭く安定していないと、一芸は伸びないですよね。

言い換えれば、選手として人としての土台を、

大きくしっかりしたものにしていくことが、

少年サッカー上達の最重要課題なのです。

簡単じゃぁないけれど・・・

 

 泉野SCの場合、監督がたいしたことないから、

必然的に支えなくてはならない状態なので、

結果としてすばらしい土台(父母会、OBの方々)ができています。

これほど頼りになるものはない。

あとは、その土台の上で一芸(監督)に磨きがかかればいいのですが・・・

 

再見!

交流

2009 年 2 月 24 日 火曜日

春うららの千葉から帰ってきました。

梅や菜の花は咲いていると想像していましたが、

桜が咲いているのですから。(驚)

日本は広いなぁ~とつくづく実感!(感)

ガラにもなく、梅の香をホンマに嗅いできました。(雅)

 

さて今回、千葉県市原市にある明神フェニックスFCが主催する                           「姉崎チャンピオンズ少年サッカー大会」にお邪魔してきました。

市原市内のチームを中心に、遠くは八王子からも駆けつけて、計16チームが参加。

対象はレギュラーで、4チームごと4会場でリーグ戦。

翌日も、順位毎のリーグ戦を行う形式で、2日間で6試合をこなす内容の濃い大会でした。

 何といっても驚きなのが、大会の運営方法!ざっと紹介すると・・・

 ・大会のポリシーは「手作りの大会」

 ・プログラム作成他、全ての準備を明神FCのスタッフや父母会の方々が何ヶ月も前から行う

 ・プログラムには、後援してくれる数十の企業やお店又は個人が広告を出す

 ・広告収益はかなりの額となりチームの活動費に!

 ・当然、最初からこのようになったわけではなく、1軒ごとに趣旨を説明しての後援依頼・・・

 ・賛同者は単なるスポンサーに留まらず、後援会を組織し更なる協力の輪を今も広げている

 多くの人々が様々な形で関与し続け、子供たちの活動を地域ぐるみで支援している様に、正直信じられないほど圧倒されてしまいました。

 

 初めて、北海道以外のチームをまじまじと見ました。

ずっと見ていても飽きなかったなぁ~

将来、泉野が国内有数のサッカー強豪地域である千葉のチームと交流出来たら、なんて素晴らしいのだろう!

などと思って見ていたから・・・

 

 交流っていうのは、違った系統のものが互いに入り混じること。

電気的にいうと、一定時間ごとに方向を交互にかえる電流

一方通行じゃダメなんだね。

交流を通じて広がる人と人とのつながり。

夢は勝手にすぐにどこまでも広がるけれど、

実現はそう簡単にいかない。

あせらず、まずはスタッフ同士の交流から第一歩をスタートですね。

いつか、機が熟すその日まで・・・

 

追伸

大会の夜に大懇親会があった。いつものように「交流」しまくったのだけど、飲んで騒ぐ一辺倒で、これって交流ではなくて「直流」?

*写真ものっけておきました!

再見!

笑顔

2009 年 2 月 16 日 月曜日

 先週の金曜日、遅い新年会で会社貸与の携帯電話を紛失しまして・・・   たいていのことはポジティブな方だけど、今回は超へこみました。    データー管理が重要視されている昨今。                会社関係の個人情報流出・・・始末書・・・原因は酒・・・禁酒・・・エッ!     自業自得とはいえ、土曜日は当然1日中ブル~。            日曜も思いっきり引きずって、U-8の大会へ出向いたわけですが、   ここで奇跡が起きた!                        スナックに置き忘れていた携帯を、救世主が届けてくれたのです。    いやぁ~うれしかった!                       人の世はまだ捨てたもんじゃないぞって、               満面の笑顔の中思っておりました。 

 そんな不純な笑顔とは全く別の純粋な笑顔が、昨日の体育館にあふれていましたね。

2年生以下のU-8キッズフェスティバル。

泉野は2年生のAチームと1年生のBチームが参加。

どっちも1勝1敗で決勝には進めませんでしたが、

心の底からサッカーを楽しんでいるのがすごく分りました。

先発を告げられて、ニコニコ顔でピッチに出て行く選手!

交替させられて、くやしがる選手!

点を決めて両手を挙げて喜んでいる選手!

ボールをうばわれ取り返そうと必死で追いかける選手!

小さくたって関係ないんだよね。

ただただ純真な気持ちでゴールを目指す・・・

試合が終われば、みんな笑顔!

やっぱり、サッカーって遊びなんだなぁ~

 

 この選手たちが、「サッカーは楽しい!だから、卒業するまでサッカーを続ける」となってくれるように仕向けるのが我々スタッフの仕事であり目標。

楽しい魅力あるサッカーを通じて、あいさつやチームワーク、人を思いやる気持ちを養ってくれることが、最大の目的。

 

 ボールを追いかける純粋無垢な笑顔を見ながら、

「この笑顔をなくさせてはならないぞ」って気持ちになりました。

 不純な笑顔をしながらですが・・・

 

 再見!

挨拶!

2009 年 2 月 4 日 水曜日

お晩でございマスタード!                                              1週間ぶりのごぶさたでございます。                                       この間、ブログ更新を怠けていたのではありません。                              2つの新年会と合宿に参加することで、人より若干ビールを多めに消費し、低迷する日本経済の立て直しに寄与しておりました。ハイ!                                          その日本経済のための3次会で立ち寄った「熱海」で、初めて手相を見てもらいました。(いつもは熱海のマスターに手を出すとホンキで舐められるから逃げていた)                          見た瞬間に言った言葉が「コメントなし」・・・                                   なんでって聞いたら「いつも元気に飲んでいれば、この先も全く問題ない」とのこと。普段、血液型も含め、占いなんぞ全く気にしませんが、これは神か仏かゲイか分らないけど「なんかのお告げ」と確信しました!しばらくは、お告げに従い社会貢献に鋭意努力しようと思います。

 さて、お告げは置いといて、今回の冬季合宿で感じたコメントです!                                                     

 合宿は、サッカーの技術的なトレーニングとメンタルなトレーニングがあります。              特に今回は、冬ということもあってメンタルを中心に活動しました。                      メンタル活動の目的は人の育成であり、目的達成のための目標としては大きく2つ             あります。挨拶とチームワークです。                                             どちらもコミュニケーションですが、もっとも基本となるのが挨拶です。                    合宿をスタートするに当たり、みんなに一つ指示をしました。                        「たくさんの人がいる。その中で、いちばん挨拶するチームになれ!」と・・・                みんな、忠実に守ってくれた。中には、滑り出しスムーズにいかないメンバーもいた           けど、みんなに釣られてすぐに大きな声で挨拶!                               高校生が大半でしたが、泉野のメンバーの挨拶攻勢に彼らもきちんと対応してくれ、           相乗効果でいい感じでした。正直、ここまでやってくれてうれしかったなぁ~                (みんなを見くびっていた自分を反省してました)

 泉野SCでは、メンバーに挨拶を徹底しています。                              なぜかといいますと、サッカーは一人では決してできないものですよね。                  人と人が協力して行うものです。人と人が存在する場合、                          必ず必要なのがコミュニケーション。                                       その最も基本で大事なことが挨拶です。                                     挨拶は、自分を知ってもらい相手を知る第一歩。                                そこからコミュニケーションが生まれ、チームワークへと発展します。                     コミュニケーションを通じて、自分をアピールできなければ、                          サッカーどころかどこで何をやっても通じないと思います。

 新聞やテレビでは戦後最悪の不景気などと、不必要にあおり立てていますが、             こんな時こそしっかり「飲みニュケーション」しながら、                             すばらしい挨拶のできたメンバーの将来と、日本経済を語ろうではありませんか!

再見!