2010 年 3 月 7 日 のアーカイブ

名言

2010 年 3 月 7 日 日曜日

正直、

会社の宴会部第一宴会課特殊宴会係に所属する自分には、

まったく似合わないと思うし、

買うときに人に見られたらちょっと恥ずかしいものがある。

ビジネス手帳だ。

今回もそそくさと購入したわけだが、

中に、手帳メーカーが選んだ「21年度の名言」

という折込みが入っていた。

その受賞作品のひとつ・・・

 

“努力は「たし算」、協力は「かけ算」”

個人は、一つひとつの努力を積み重ねることにより成長する。

チームは、個人の集合体。

それぞれの努力を足し合わせても限界がある。

だが、チームワークという目に見えない線で結ばれた瞬間、

個の努力は、無限大のパワーに変貌する。

たった一行で、団体競技の「真髄」を突いていると思う。

ある主婦が学生時代に監督さんから頂いたことば。

 

惚れましたね。このことば。

読んですぐに2つの「名言」を思い出しました。

まずは、

“大火は小火がいくつ集まっても出せないほどの大熱を出す”

小さな火がいくつよっても結集しない限り、

大きな一つの火のエネルギーには遠く及ばないということ。

団結力の尊さを説いたもので、

18世紀、ナポレオンを破ったプロシアの名参謀

クラウセウィッツのことば。

 

もう一つ。チクッと長い。

“チームスポーツは個人ではなくチーム一丸で動くこと。

私は監督として、ベストの11人ではなく、

11人でベストになる選手を使う。”

個の力より組織の力のほうが遥かに勝るということ。

アメフトの名監督ニュート・ロックニーの

あまりにも有名なことば。

古今東西、お互いを尊重し、

気遣い・いたわることで生まれる団結力は、

未曾有のパワーを産み出す!という真理を

ストレートに教えてくれる。

 

されど、落とし穴もある。

掛け算は、全員が目指すベクトルを合せ、

参加しなければ成立しない。

一人でもやる気がなければ、 ×0=0となり、

一気に分解・消滅する。

結局、選手のモチベーションがカギとなるわけだが、

これはすぐに上がるものではない。

日頃からの地道な活動を通じて、

徐々に培われると思う。

その場しのぎのモチベーションはもろい。

 

特殊宴会係の自分の場合、

「迷言」ならそこそこ自信はある。

身から出た サビを効かせた いい男!

飲まなきゃ、トム・クルーズ!

まだまだ、迷いがある年頃だなぁ~

 

再見!