正直、
会社の宴会部第一宴会課特殊宴会係に所属する自分には、
まったく似合わないと思うし、
買うときに人に見られたらちょっと恥ずかしいものがある。
ビジネス手帳だ。
今回もそそくさと購入したわけだが、
中に、手帳メーカーが選んだ「21年度の名言」
という折込みが入っていた。
その受賞作品のひとつ・・・
“努力は「たし算」、協力は「かけ算」”
個人は、一つひとつの努力を積み重ねることにより成長する。
チームは、個人の集合体。
それぞれの努力を足し合わせても限界がある。
だが、チームワークという目に見えない線で結ばれた瞬間、
個の努力は、無限大のパワーに変貌する。
たった一行で、団体競技の「真髄」を突いていると思う。
ある主婦が学生時代に監督さんから頂いたことば。
惚れましたね。このことば。
読んですぐに2つの「名言」を思い出しました。
まずは、
“大火は小火がいくつ集まっても出せないほどの大熱を出す”
小さな火がいくつよっても結集しない限り、
大きな一つの火のエネルギーには遠く及ばないということ。
団結力の尊さを説いたもので、
18世紀、ナポレオンを破ったプロシアの名参謀
クラウセウィッツのことば。
もう一つ。チクッと長い。
“チームスポーツは個人ではなくチーム一丸で動くこと。
私は監督として、ベストの11人ではなく、
11人でベストになる選手を使う。”
個の力より組織の力のほうが遥かに勝るということ。
アメフトの名監督ニュート・ロックニーの
あまりにも有名なことば。
古今東西、お互いを尊重し、
気遣い・いたわることで生まれる団結力は、
未曾有のパワーを産み出す!という真理を
ストレートに教えてくれる。
されど、落とし穴もある。
掛け算は、全員が目指すベクトルを合せ、
参加しなければ成立しない。
一人でもやる気がなければ、 ×0=0となり、
一気に分解・消滅する。
結局、選手のモチベーションがカギとなるわけだが、
これはすぐに上がるものではない。
日頃からの地道な活動を通じて、
徐々に培われると思う。
その場しのぎのモチベーションはもろい。
特殊宴会係の自分の場合、
「迷言」ならそこそこ自信はある。
身から出た サビを効かせた いい男!
飲まなきゃ、トム・クルーズ!
まだまだ、迷いがある年頃だなぁ~
再見!