6年生のみなさん、卒業おめでとうございます。
みなさんのアルバムを見させてもらいました。
正直、すごく感動しました。
卒業式での一言にも、これまた感動!
涙こらえるために、眉間にしわ寄せて、ちょっと上向いて必死の形相。
軽く震えなんかしているものだから、
周りから見れば、トイレを我慢しているように見えただろうなぁ~
何に感動したかっていうと、
中学に行っても全員がサッカーを続ける! とはっきり言ってくれたこと・・・
これに尽きます。
泉野の活動理念は、サッカーというスポーツを通じた人の育成です。
目指す(目的)のは、選手たちが心身ともにたくましく、
相手を思いやれる人になること。
そのために、卒業後もサッカーを続けたいと思う選手が、
一人でも多く生まれることを活動の目標としています。
ですから、スタッフとしてこれほど嬉しいことはないのです。
Dまちなんかは、将来日本代表になってから(ここがミソ!)、
その後、泉野の監督になりたいと、アルバムに書いてくれました。
Tくみ、Bんりなどもいっしょ。
生きていてよかったぁ~と思える瞬間を味わいました。
ただ、監督では食っていけないからなぁ・・・
そんなリアルな現実を、今は彼らに言うまい。
おっ!そうか!プロになって稼いでから泉野に戻るわけだから、
無用な心配か・・・(笑)
卒業した6年生。チームとしては苫民杯3位が最高で、
成績的にはあと一歩だったかもしれない。
だけど、仲の良さ、結束の強さはピカイチ。楽しい思い出も数多い。
卒業した今でも後輩の練習を手伝いにみんな来てくれる。 みんな優しい。
思い起こせば、初めて監督になった時、 入学してきたメンバーなんだよね。
ずっと一緒に歩んできた。
みんな立派なサッカー選手になってくれた。
何かに載っていた話ですが、
ドイツでは、「サッカーというスポーツは、少年を大人にし、大人をジェントルマンにする」
という格言があるそうです。
サッカーは始まってしまうと、途中でコーチや監督から細かな指示などありませんので、全部自分で判断しなければならい。自分で決断して行動して責任をとる。
そこが少年を大人にします。サッカーはそれを教えるとのこと。
まさに、今回卒業したメンバーに当てはまりますよね。
結果だけではないというこの大切な事実を、 みんなが6年かけて教えてくれたわけです。
感謝せずにはいられない。
これから、それぞれ別の道をすすむことになるわけですが、
サッカーという共通の目標がいつまでもみんなを支えてくれ、
いつかジェントルマンになる日を期待しよう!
こちらもそろそろジェントルマンとやらに、 なってよさそうなものだけどなぁ・・・
なぜだか、かけ離れて行っている気がする・・・
やっぱ格言、うそか?
再見!